こんばんは。
今日もゲームレビュー、年末消化体制です。まだ紹介したいゲームが残ってるので。
無くし物、捨てられた物たちが暮らす不思議な世界。数少ない人間の少女Anneは、不穏分子を捉えるべく探索を開始します。
アニメーションが美しい、パズル要素の強いアクション・アドベンチャー。
画面は横スクロール、ジャンプや壁のぼりなどパルクールを駆使して障害を乗り越えます。
キャラの動作には若干のモッサリ感があり、タイミング勝負のアクションなどもあります。ただし戦闘要素は一切なく、落下死やゲームオーバーもありません。
その分パズルは凝っていますしマップもちょっと複雑ですが、概ね難度は低めと言えるでしょう。
ジャパニメーションを強く意識したキャラクターがヌルヌルと動く様子は一見の価値有り。背景も手書き調、アメリカの下町風の街並みやスチームパンクな工場群はなかなかの見応え。エフェクトも綺麗でグラフィックや雰囲気は文句なしです。
多くのキャラと会話し情報収集しながら、世界の秘密を解き明かすようなストーリー。
会話には選択肢が多く、解答によってストーリーに若干の分岐が生じますがメインストーリーはほぼ一本道。選択肢はエンディングには影響しないようです。
要所要所では全画面のアニメーションも挿入されます。
絵柄の明るさとは裏腹にちょっと暗いストーリーですが、陰惨な展開はありませんし話はちゃんと完結します。
日本語字幕はほぼ完璧なので安心です。
クリアまでにかかった時間は13時間、ボリュームも十分です。
パズルやアクションよりもストーリーをじっくり楽しむタイプのアドベンチャーですね。
物語や絵柄が気に入れば楽しめると思います。
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