映画スターウォーズ第1作より登場、反乱軍の主力戦闘機。
突出した性能はないものの、多用な任務に対応できるバランスの良い万能機。X型の可変翼により、宇宙から大気圏内まであらゆる領域で軽快な運動性能を持つ。
キットはバンダイの1/72スケール、発売は2014年末。
部分塗装の素組パチ組、後述のTIEアドバンストと同時並行で製作期間は5日。
塗装パターンなどは劇場版第1作の主人公ルーク機に準じています。
スターウォーズのプラモは大半が海外製、しかも設計が古いため完成度が低く、素人が手を出すには厳しいキットばかりでした。
しかしこのキットは実際に劇中で使われたデータを基に、バンダイの最新技術で作られたもの。
プロポーション・ディティールは文句なしの決定版といえる出来です。
全身の微細なモールドもシャープ、墨入れをきちんとすればかなり映えます。
組み立ては接着剤不要のはめ込み式、シールはテトロンと水転写デカールの2種が付属し素人でも安心して組めます。
ただし色分けは今一。
機体横の赤ラインだけは色分けされているものの、他の部分は白の成型色のみ。
パネルラインの色分け用シールは付属しますが、大部分は要塗装。
コックピットやインテーク周りのグレー、機関部・スラスターのガンメタル、主翼ビーム砲のシルバー、パイロットやナビゲータのR2-D2などは全て塗装しています。
一応別パーツ化はされているので塗りにくくはないですが、機関部やビーム砲ぐらいは成型色で色分けして欲しかった所。
その他、パネルラインは複雑なモールドが多くシールが貼りにくいので、出来る範囲で塗装しています。
製作期間の大半は色分けと墨入れ作業にかかった時間です。
パーツ数はさほど多くないですが、意外と細かな部品もあります。
製作中に翼端ビーム砲の後端パーツが1個、どっかに飛んでいって消えてしまいました。
面倒なので部品注文はしていません。後ろからはあまり見ないようにw
インテーク周りや胴体など一部パーツははめ込みがきつく、慎重に組み立てないと隙間が出来たりします。塗装する場合は仮組みで要確認。
主翼はもちろん、X型に可動します。可動部もしっかり作られ、どんな角度でもグラグラしたり隙間ができたりはありません。
キャノピーはクリアパーツと、窓のないフレームのみのパーツの選択式。
クリアパーツのキャノピーは開閉状態も選択できます。
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