TVアニメ「∀ガンダム」終盤に登場、ムーンレイスの武人ギム・ギンガナムの駆る機体。
月面で発掘された機体で、黒歴史の中でも最強と思われるターン∀に匹敵する超高性能機。
全身に様々な武器を内臓、さらに最終兵器「月光蝶」まで搭載。
いわばラスボス的な機体で、地球や月で大暴れ、最後はターン∀と一騎打ちし相打ちとなりました。
私は∀は見てないので、詳しいことはわからないんですけどねw
機体デザインはSF映画の巨匠シド・ミード。
既成観念にとらわれがちな日本人には真似できない、一見シンプルながら曲線と直線が複雑に組み合わさった奇抜なデザインが魅力です。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。
素組パチ組で製作期間は4日。
プロポーションは設定画によく似ています。
普通のMGより2回りほど大柄な機体で、かなりの迫力。
機械部のディティールはかなりシャープで精細。曲面的でシンプルな装甲には微細なモールドが施され、SF映画の宇宙船のような雰囲気があります。
さらに胸部や一部装甲の隙間にはクリアパーツも使われ豪華な雰囲気。
外見は文句なしでしょう。
MGなのでもちろん色分けも完璧。
部分塗装は主にごく細部の修正程度、またアクセントで装甲裏や機械部など一部をグレーやガンメタルに塗装しました。
胸部クリアパーツ下にはコンソールを思わせるカラーシールを貼り付け、見た目はちょっと綺麗です。
関節は粘り気のあるプラ素材の組み合わせ、ポリキャップやABSは使用しません。
各関節はデザイン上独特な可動が多く、また分離機構があるため意外に複雑な構造。
可動範囲はかなり広く、大抵のポージングは可能です。
手脚が太いためちょっと干渉しやすい感じ。
肩以外の関節保持力は標準的、固くはないですがポージング中にずれたりも無く安定します。
肩だけはちょっと関節がゆるめ、ここは補強したほうがいいかも。
分離機構の接続部はしっかりしており、ポージング中に外れることはありません。
爪先が前後に大きく開いた脚部は接地性も高め、安定して自立します。
頭・胸・腰・上腕・下腕・脚部・バックパックが各々分離、合わせて10個のユニットになります。
関節を兼ねた接続部は簡単に分離・結合が可能。
肘の結合部にはカバーが展開、また分離した脚部は飛行形態に変形するなどギミックは満載。
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