こんばんは。もう9月だというのに、いつになったら涼しくなるのやら。私のガキンチョ時代は夏休みの終わりはプールで鳥肌が立つ涼しさだったのに。
さて、Win10のサポートがそろそろ切れるので我が家のPCにもWindows11を導入しました。インストールや環境の再構築はトラブルなく完了しましたが、余計な親切機能や操作感の違いに戸惑ってます。
では、いつもの先月面白かったゲームのレビューです。
暴走事故により多元宇宙へと接続してしまった研究基地から脱出するパズルアドベンチャー。重力・光・炎・放射線・運動力など様々なエネルギ−を吸収し放出するデバイスを駆使し、複雑な研究所や異世界を探索する。
半透明の幽霊?が主人公を付け狙うが出現箇所はわずか。ジャンプスケアはなく死体や流血などホラー要素は弱め。戦闘はボス戦のみ、探索とパズルがメインとなる。
FPS視点の画面は高精細ではないが、無機質な研究所や奇妙な異世界や悪夢世界など背景はよく作り込まれている。薄暗い箇所は少なくて見やすく動作は軽め。
主人公の移動速度はそこそこ速いがダッシュはなし。ジャンプ力は低く異世界でのパルクールはやや苦労した。怪物は動きは遅いが倒すことはできず、狭く複雑な通路では自由に逃げることもできない。出現パターンは固定なので死に覚えで対処するしかない。恐怖感よりイライラが募る。
研究所などマップ構造はかなり複雑。デバイスでしか開けられない扉、ワープポータルや無限ループなどが多数あり、ルート探索がゲームの肝と言える。キーアイテムやエネルギーポイントなどを見落とししやすいので探索は慎重に。
セーブはチェックポイント式、こまめにセーブされるし過去の履歴からもロードできるので死にやすいがリトライは楽。マルチエンディングも周回プレイせずに見れる。
日本語訳はなし、英文テキスト量はかなり多め。重要なヒントが台詞や端末のメールログにかかれていたりするが読解は困難。私は早々にストーリーの理解を諦め、謎解きのいくつかは攻略サイトのお世話になった。クリアには9時間かかった。
ホラー要素は薄いがSF的な世界の作り込みは(インディーにしては)圧巻。難易度はやや高め、手応えのある探索を楽しみたい人におすすめ。
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