Last Summer
2021-01-29


こんばんは。

本日もゲームレビュー、珍しい国産ウォーキングシミュレータです。



禺画像]
学校が終わり、一人家へと帰る少女。夕暮れの田舎道には何が待つのか。

幼女が田舎道をひたすら歩き続けるウォーキングシミュレータ。
主人公はじめ登場人物はシルエットで表現。特殊能力とか何かを調べるとかの要素は一切なく、ただ道なりに進んでいくだけです。
背景は昭和の日本風の田舎道。余計なオブジェクトを極力減らした絵画のような風景が郷愁を誘います。

画面は3Dですが、移動は横方向が中心で感覚としては横スクロールに近いです。通路を外れて周囲を探索することはできず、怪しげな場所を調べるとかもできません。
個々のマップは小さいですがループなどもあり複雑な構造。同じような光景が続くかと思えば唐突にロケーションが変化したりと工夫されてます。

ホラーゲームを謳うだけあり怪物に追われるような箇所もありますが、アクションは簡単でほぼオマケ程度。プレイヤーを驚かすジャンプスケアやグロいシーンもほぼ皆無。
見てて不安になるような風景は多いものの、恐怖心よりも孤独感を煽るものが中心。一般的なホラーと違い怖いシーンはほぼありません。

テキストでの状況説明はほぼ無いですが、プレイヤーの想像力を掻き立てる幻想的な光景が多く退屈さは感じません。
クリアまでの時間は1〜2時間、ゲーム展開に分岐はなし。エンディングもテキスト無しでプレイヤーの想像力にまかせる感じですが、なかなか印象深いシーンでした。

幻想的な光景が続く雰囲気抜群のゲーム。テキスト中心の国産ホラーとは趣が違う、むしろ海外で受けそうなゲームですね。
小品ですが値段も安価なので、画面の雰囲気に惹かれる人なら買って損はないでしょう。
禺画像]

禺画像]

禺画像]

禺画像]

禺画像]

禺画像]

禺画像]


続きを読む

[PCゲーム]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット