こんばんは。
今日もゲームネタ。
ウォーキングシミュレータの大作?
住人全てが消えてしまったイギリスの農村。
プレイヤーは村を彷徨いながら、消失の日を追体験していきます。
この「ウォーキングシミュレータ」というジャンルは、アドベンチャーの一種。
その名の通りマップ内を歩きながら、小説を読むようにイベントを体験していきます。
シナリオは基本的に一本道、プレイヤーがイベントに介入することは出来ません。
シミュレータを冠するだけに見た目はリアルですが、中身はインタラクティブな小説といったところ。
物語重視のアドベンチャーの場合、国内では文字を読ませるノベルゲームが主流ですが、海外では文字よりもリアルな画像や動きによってストーリーを伝えようとしたのでしょう。
もちろん技術的なハードルは高く、この手のジャンルが確立されたのはごく最近です。ウォーキングシムの元祖とされる同社の「
Dear Ester」は元々Half-Life2のMODとして作られた作品ですし。
村にいるのは基本的にプレイヤーのみ。住人はおろか一切の動物すら出てきません。
唯一、朧気な光の流れだけがプレイヤーを導きます。
物語を語るのは電話やラジオから流れるメッセージ、そして時折発生する住人たちの断片的な会話だけ。
じわじわと破滅の瞬間に迫る緊迫感と、些細なことに一喜一憂する安っぽい日常が織り交ざり想像力を掻き立てます。核心にかかる説明やネタバラシなどは一切なく、プレイヤーは断片的な台詞と想像力だけで過去の事件を考察することになります。
この手のウォーキングシムには珍しく、マップはオープンワールドのような自由移動。
プレイヤーは好きな方角へどこまでも歩いていけます。
迷路のような意地悪な隠し方はありませんが、村のマップはかなり乱雑。適当に歩いてると迷ったりします。
メインストーリーは一応章立てになっているものの、イベントは時系列に関係なくプレイヤーが近寄れば勝手に発生します。章が変わっても以前の場所まで歩いて戻ることもできますし、間のイベントを無視して一気に最終章までショートカットも可能。
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