Firecuda 520 簡単レビュー
2021-07-31


ネジ止め後、マザー付属のプレート状ヒートシンクを上に載せて固定。
ヒートシンクは表面しかカバーできず裏面は剥き出しです。冷却効果については後述。
使用中のSSD、Trancsend TS1TMTE220Sとスロットを交換しサクッとネジ止め。

M.2はケーブルが不要なので取り付けが楽ですね。固定ネジが小さくて扱いにくいのが唯一の難点かな。
古いTS1は作業用ドライブとして別スロットに挿すことにします。

新しいSSDを固定したら普通はWin10のインストールとなるわけですが、長くて面倒なので前の環境をそっくり移行することにしました。
せっかくなので、今回はSegate謹製の無料ユーティリティ、Disk Wizardを使ってみます。ダウンロードはここから。
禺画像]
まずは古いTS1からWin10を起動、Disk Wizardをダウンロードしインストール。
Disk Wizardの「ツール」からレスキューメディアビルダを選択、別途用意したUSBドライブにレスキューメディアを作成します。
その後USBドライブからPCを起動、「ツールとユーティリティ」から「ディスクのクローン作成」を選択。
あとはソースディスク(TS1)とターゲットディスク(Firecuda)を選び自動オプションで作業開始。
400GBほどの環境をパーティションごとそっくり移動。途中2回ほどエラーが出ましたが「再試行」で作業を継続。
所要時間10分ちょっとであっさりとクローンに成功しました。

さっそくFirecudaから起動、以前の環境のまま何の問題もなくWin10が起動。
いや楽ですね。大したものです。


ここからはベンチマークによる実測値。
測定にはCrystal Disk Markと、ATTO Disk benchmarkの2種を使用。

測定環境はRyzen5 3600、PC-3200 32GB、nVidia GTX1060。画面解像度は1920x1080、クロックアップは一切していません。
今となってはエントリークラスにも及ばないPCですが、AAA級の3Dゲームもなんとか遊べるスペックです。

正確な数値は有名レビューサイトにおまかせするとして、当方ではなるべく普段使いの環境のままで測定しています。
具体的にはアンチウィルスソフトやSteamクライアントなどは常駐させたまま。

比較対象としては以前使用していたSSDのTS1と、HDDにST2000NC001を使用。

Trancsend TS1TMTE220S (PCIe SSD 220s) はGen3接続、3D TLC NANDのM.2 SSD。容量1TB、読込3,400MB/s、書込1,900MB/sとGen3世代のミッドレンジのSSDとしてはほぼ平均的な性能。


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